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私とWATER GUSH #2 菅沼神兵 SO11年間、仕事と夢を両立し続けた男――SO菅沼神兵が語る、クリタへの想いとDiv2への誓い

公開日:2026年10月14日 | 最終更新日:2026年10月14日

クリタウォーターガッシュ昭島の選手のラグビーとの出会い、クリタでラグビーをする想いにせまる”私とWATER GUSH”の第二弾。今回はクリタウォーターガッシュ昭島でスタンドオフ(SO)を務める菅沼神兵選手。在籍11年目を迎えるチームの大黒柱です。仕事とラグビーを高いレベルで両立しながら、チームを長年支え続けてきた菅沼選手に、ラグビーとの出会いからクリタへの想い、そしてファンの皆さんへのメッセージまで語っていただきました。

父の背中を追いかけた少年時代

菅沼選手がラグビーと出会ったきっかけは、ほかでもなく父の存在でした。

「父がラグビーをやっていた(今も現役!)ため、近くにあったラグビースクールに連れて行かれたのがきっかけです」

お父様が今もなお現役でプレーを続けているというのは、驚きと同時に、どこか菅沼選手の姿と重なるものがあります。幼い頃から父の試合についていき、家でも国内外のラグビーを観戦し、パス練習の相手を務めるなど、ラグビーはまさに日常の一部。そんな環境で育った菅沼少年でしたが、いざ自分がグラウンドに立つとなると、意外にも戸惑いがあったといいます。

「ラグビーを始める前から父のラグビーについて行ったり、家で国内外のラグビーを見たり、パス練習に付き合っていましたが、いざ自分がやってみるとなると最初は戸惑いがありました」

見てきた世界と、自分がその世界に飛び込むことは、まったく別の話。それでも菅沼選手はその戸惑いを乗り越え、ラグビーの本当の魅力に気づいていきます。

「悔しい」と素直に思えた瞬間が、すべての始まりだった

ラグビーの楽しさや魅力を感じるようになったきっかけを尋ねると、菅沼選手はこう答えてくれました。

「今まで出来なかったプレーが出来るようになったり、試合に負けて悔しいと素直に思えたことです」

できなかったことができるようになる喜び。そして、負けたときに胸の奥からわき上がる「悔しい」という感情。この2つが、菅沼少年をラグビーの世界へと引き込んだのです。特に「悔しいと素直に思えた」という言葉には、ラグビーというスポーツへの本気の向き合い方が表れているように感じます。その感情は今も変わらず、菅沼選手のプレーの根底に流れているはずです。

クリタを選んだ理由「最初の一声と、セカンドライフへの視点」

数あるクラブの中から、なぜクリタウォーターガッシュ昭島を選んだのか。その答えはシンプルでありながら、とても深いものでした。

「一番最初に声をかけてくださったことと、セカンドライフまで見えたことです」

最初に手を差し伸べてくれたご縁。そして、ラグビーを終えた後の人生まで見据えたうえでの決断。社員選手として仕事とラグビーを両立できるクリタの環境は、菅沼選手にとって「長くプレーし続けること」と「人生を豊かにすること」を同時に叶えられる場所だったのでしょう。

そして入団から11年、実際に感じてきたクリタならではの部分について、菅沼選手はこう語ります。

「仕事との調整です。職場での関係性構築はもちろん、仕事先にも理解をいただくことでラグビーに打ち込める環境を自分で作ることです」

環境が”与えられる”のではなく、自分自身が周囲との関係を築きながら環境を”つくっていく”。それがクリタの社員選手としての本質的な姿勢であり、菅沼選手が11年かけて体得してきたことでもあります。

夜中の自主トレ、それでもラグビーをやめなかった理由

仕事とラグビーの両立は、決して簡単なことではありません。菅沼選手が「あのときは本当にきつかった」と振り返るエピソードを聞かせてくれました。

「仕事の関係上、どうしても練習に行けないタイミングがあり、疲労もある中、夜中に自主トレをしたことです」

仕事で心身ともに疲弊した後、それでも一人でグラウンドや部屋に向かい、汗をかく。誰に言われるわけでもなく、誰かに見せるわけでもなく、ただ自分自身のために続ける。その積み重ねが、11年という歳月をつくってきたのだと、改めて感じさせられます。

この姿勢こそが、クリタウォーターガッシュが体現しようとしている「仕事・家庭・夢を両立しようとする多くの人々の共感と希望」そのものではないでしょうか。

スタンドオフとして磨いてきた「武器」

11年間、チームの司令塔としてグラウンドに立ち続けてきた菅沼選手。自身の強みについて、こう話してくれました。

「相手をよく見てウィークポイントを攻めることが強みだと考えています。これまでの経験からプレーの幅やいわゆる引き出しの多さも自分の強みです」

相手を観察し、弱点を見極め、的確な判断を下す。まさにスタンドオフというポジションに求められる知性と経験を、菅沼選手は長年の積み重ねの中でリアルな武器として手にしてきました。豊富な「引き出し」は、試合の中でどんな状況にも対応できる柔軟性を生み出します。それは11年間、一日も手を抜かずに積み上げてきた時間の結晶です。

Div2昇格への確信

今後の目標について語る菅沼選手の言葉には、揺るぎない信念がありました。

「ウォーターガッシュの理念でもある応援してくれている皆さんに勇気を与えること、感動を共にすることを目的にグラウンドで100%のパフォーマンスを発揮することです。チーム全員が100%のパフォーマンスを出せば必ずDiv2に昇格できると信じています」

個人の目標、チームの目標、そしてファンへの想い――三つがひとつにつながったこの言葉は、11年間クリタと共に歩んできた菅沼選手だからこそ言える言葉です。「必ずできると信じている」という力強い確信を、ぜひ皆さんにも一緒に受け取っていただきたいと思います。

ファンの皆さんへ

最後に、いつも応援してくださっているファンの皆さんへ、菅沼選手からメッセージをいただきました。

「遠方まで来ている方も試合に出ていない自分に声をかけてくださるファンの方も、そうでない方も、いつも皆さんの存在が我々の力になっています。これからもウォーターガッシュの応援をお願いします!」

「試合に出ていない自分に声をかけてくださるファンの方」という言葉が、とても印象的でした。スタメンで活躍している選手だけでなく、ベンチにいる選手、グラウンドの外にいる選手一人ひとりに目を向け、声をかけてくださるファンの存在が、選手たちの心の支えになっているのだと、改めて伝わってきます。

おわりに

父の背中を追ってラグビーを始めた少年が、仕事と夢を両立しながら11年間クリタウォーターガッシュを支え続けてきた――菅沼神兵選手のストーリーは、クリタが体現しようとしている姿そのものです。

夜中に一人で自主トレをこなしながらも、グラウンドでは相手の弱点を冷静に見極める司令塔として存在感を放つ。その姿に、これからも目が離せません。

菅沼選手への応援を引き続きよろしくお願いします!

あなたの応援がチーム・選手の励みになります!

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