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私とWATER GUSH #3 杉森健太郎 WTB 5歳からラグビー一筋。仕事と夢を両立しながら、今も積極的に挑み続ける

公開日:2026年10月15日 | 最終更新日:2026年10月15日

クリタウォーターガッシュ昭島の選手のラグビーとの出会い、クリタでラグビーをする想いにせまる”私とWATER GUSH”の第三弾。今回ご紹介するのは、ウイング(WTB)としてプレーする杉森健太郎選手です。5歳からラグビーを始め、20年以上にわたってボールを追い続けてきた杉森選手。仕事との両立に苦しみながらも「試合に出たい」という一心でピッチに立ち続ける姿は、多くのファンの心を捉えています。趣味は映画・アニメ・海外ドラマ鑑賞というインドア派の一面も持つ杉森選手に、ラグビーへの思い、クリタでプレーする意義、そして今シーズンへの意気込みをたっぷり語っていただきました。

ラグビーとの出会いは「選べる選択肢がそれだけだった」5歳の頃

杉森選手がラグビーを始めたのは、なんと5歳のとき。そのきっかけは、ある意味でとてもシンプルなものでした。

「近所のスポーツクラブで、5歳から始められるのがラグビーだけだったので始めました」

最初から「ラグビーをやりたい!」という強い意志があったわけではなく、いわば”運命の出会い”のような形でラグビーと歩み始めた杉森選手。しかしその後、ラグビーへの思いは自然と深まっていきます。

「ラグビーがきっかけで友達ができたり、その友達と一緒にラグビーができることが楽しかった。続けていくうちに、ラグビーはとても戦略的で面白いと感じるようになったんだと思います」

仲間と笑い合いながら、気づいたらラグビーの奥深さにも引き込まれていた――。強制されるわけでも、誰かに憧れたわけでもなく、”楽しいから続けた”という自然な形でラグビー人生が育まれていったのです。そのピュアな原体験は、今もなお杉森選手のプレーの根幹にあるように感じます。

クリタを選んだ理由「社会人としての経験を積みながらラグビーができる」

大学時代、先に栗田工業へ入社した先輩から声をかけられたことが、クリタウォーターガッシュとの縁の始まりでした。

「ラグビーと社業の両立に重きを置くチームだと聞き、社会人としての経験を積みながらラグビーができることが魅力的に思い選択しました」

プロ選手として競技一本で生きる道ではなく、”仕事もラグビーも”という生き方に惹かれた杉森選手。しかし実際に入ってみると、その道の険しさを身をもって知ることになります。

「仕事の大変さには想像してたよりも大きくギャップがあり、続けていけるか不安に感じることもありました」

正直な言葉です。「両立」という言葉は美しく聞こえますが、現実はそれほど甘くない。毎日の仕事を終えてから練習に向かい、試合に備える。体力的にも精神的にも、簡単ではないことは想像に難くありません。

それでも杉森選手が踏みとどまれたのは、二つの思いがあったからです。

「やはりラグビーで試合に出たいと思う気持ちと、チームメイトも同じくらい大変な思いをしていると思うので、自分も投げ出したりせず頑張ろうと思って続けられました」

試合への純粋な渇望と、仲間への共感。その二つが、苦しい時期の杉森選手を支えてきました。チームメイトへの「自分だけじゃない」という思いは、孤独な戦いに仲間の存在を感じさせてくれる、クリタならではの連帯感でもあります。

WTBとして今シーズン意識すること「積極性」と「経験」

スピードと瞬発力が求められるWTBとして長年プレーしてきた杉森選手。30歳を超えた今シーズン、自分自身に課しているテーマがあります。

「今シーズン意識しているのは積極性です。年齢も30を超えており、若い頃と比べて少し消極的になっていると感じることがあるので、積極的にプレーに関わっていきたいと思います」

自分を客観的に分析し、課題を言語化してシーズンに臨む姿勢はベテランならではの落ち着きと真摯さを感じさせます。一方で、杉森選手が自分の強みとして挙げたのは、長いキャリアを通じて培ったスキルと経験です。

「WTBというポジションではありますが、学生時代に色んなポジションでプレーをしていたので、そのスキルと経験を活かしたいと思います」

複数ポジションを経験したことで身についた視野の広さとプレーの柔軟性は、チームにとっても大きな武器になるはずです。「積極性」という自らへの挑戦状と、経験から生まれる自信——その二つを武器に、今シーズンの杉森選手のプレーから目が離せません。

引退後もラグビーと共に

5歳から20年以上ラグビーと歩んできた杉森選手に、将来のビジョンを聞きました。

「ラグビーについては、引退した後も何かしらの形でラグビーに関わることができたら良いと思います。キャリア面についてはまだ模索中です」

指導者なのか、普及活動なのか、形はまだ決まっていないけれど、”ラグビーと関わり続けたい”という気持ちははっきりしている。幼少期から自然にラグビーを愛するようになった人だからこそ、ラグビーはライフワークそのものなのでしょう。その姿は、ラグビーを通じて地域や社会と繋がり続けることを目指すクリタウォーターガッシュの理念とも重なります。

ファンの存在が力になる「身近に感じられることがクリタの魅力」

クリタウォーターガッシュの大きな特徴の一つが、ファンと選手の距離の近さです。杉森選手もその温かさを強く感じてきた一人です。

「同じ部署の人や一緒に仕事している人達が応援しにきてくださったり、ファンの皆さんがすごく身近に感じられることがクリタの魅力の一つだととても感じました。遠方からわざわざ応援にきて声をかけてくださったりするととても嬉しく思います」

職場の同僚が観客席から声援を送ってくれる光景は、クリタウォーターガッシュならではの風景です。仕事でもチームメイト、ピッチでもチームメイト——そんな仲間と共に戦い、さらにその姿を日頃一緒に働く人たちに見てもらえる。それは、他のクラブにはなかなか味わえない特別な体験ではないでしょうか。

ファンの皆さんへ

最後に、いつもクリタウォーターガッシュを応援してくださっているファンの皆さんへ、杉森選手からメッセージをいただきました。

「いつも応援いただきありがとうございます。ここ数年はチームとしてもあまり納得がいく結果にならなかったのですが、今年はいいチームが作れていると思いますので、期待してください!応援よろしくお願いします!」

過去の悔しさを正直に認めながら、それでも「今年は違う」と力強く言い切れるのは、チームへの手応えと自信があるからこそ。5歳からラグビーを愛し、仕事との両立という困難な道を選び、仲間とともに走り続けてきた杉森健太郎選手の言葉は、きっとファンの皆さんの背中も押してくれるはずです。

今シーズンもクリタウォーターガッシュ昭島への熱いご声援をよろしくお願いいたします。試合会場で杉森選手の姿を見かけたら、ぜひ大きな声で応援してください。

あなたの応援がチーム・選手の励みになります!

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