VS 釜石シーウェイブスRFC

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結末

2019.12.07

ジャパンラグビートップチャレンジリーグ2019 第3節
11:30 Kick Off
秩父宮ラグビー場(東京)
T G PG DG DG PG G T
1 0 1 0 8 前半 5 0 0 0 1
0 0 0 0 0 後半 6 0 2 0 0
1 0 1 0 8 合計 11 0 2 0 1

登録選手・リザーブ選手

個人得点

選手名 ポジション T G PG DG
ベン ポルトリッジ WTB 1 0 0 0
杉森 健太郎 WTB 0 0 1 0

スターティングメンバー

ポジション 選手名
PR 金 亨志
HO 前田 篤志
PR レズリー メイキン
LO 中尾 光男
LO 中村 謙吾
FL ジェイコブ エリソン
FL 平井 伸幸
No.8 佐藤 慶
SH 本村 旨崇
SO タマティ エリソン
WTB 杉森 健太郎
CTB 中島 拓也 (Cap)
CTB トム イングリッシュ
WTB ベン ポルトリッジ
FB 菅沼 神兵

リザーブメンバー

ポジション 選手名
R 栗原 良多
R 小山 翔也
R 出渕 賢史
R ジャマソン ファナナシュルツ
R 藤原 慎介
R レオン エリソン
R 水野 拓人
R 河野 友希

交代・入れ替え

交替・入替時間 内容
前半32分 中島 拓也→水野 拓人
前半40分 ジェイコブ エリソン→藤原 慎介
後半19分 タマティ エリソン→河野 友希
後半26分 前田 篤志→栗原 良多
後半26分 平井 伸幸→ジャマソン ファナナシュルツ
後半26分 本村 旨崇→レオン エリソン
後半31分 金 亨志→小山 翔也
後半40分 レズリー メイキン→出渕 賢史

レポート

 朝から降りしきる雨の中、本日の最高気温は深夜に記録した7℃が最高で、真冬並みの気候に見舞われた東京地方。栗田工業ウォーターガッシュの第3節は秩父宮ラグビー場で、昨年のリーグ戦で勝利を収めた釜石シーウェイブスRFC(以下釜石)との対戦。この釜石戦の試合には、チャレンジリーグ初出場の中島拓也キャプテン、タマティ・エリソンが先発メンバーに名を連ねたからには勝利したいところ。相手の釜石は今シーズンのチャレンジリーグ初戦でコカ・コーラと引き分けて勝ち点を分け合った強豪チーム。前節の敗戦を喫したコカ・コーラと引き分けた実力は、リーグ戦を盛り上げるどころか台風の目になるだろ相手。想像以上の大接戦を感じさせる一戦は11時半にレフリーのホイッスルで試合が始まった。
 前半は釜石のキックオフで始まり、前節は開始早々に得点を献上してしまった反省から、常にマイボールを維持して敵陣まで入りアタックを継続する。ハーフウエイライン付近での攻防が続くなか、最初の得点シーンはクリタに訪れた。前半6分、敵陣に入った10ⅿライン付近、ラックから右サイドに展開しタマティが敵陣22ⅿラインまでゲイン。右サイドラインから走りこんでいたベンにパスをし、そのパスを受けたベンが相手ディフェンスを振り切って右中間にトライ。どうしても欲しかった先制点を外国人選手が演出してくれた。その後の杉森のコンバージョンキックは外れてしまったが、クリタらしいアタックが出た得点であった。この得点で勢いをつけていきたいクリタであったが、その後の試合展開は受け身に回る時間が続いてしまう。前半9分には自陣インゴール手前まで攻め込まれてしまうが、強靭なディフェンスで相手ボールをターンオーバーしタマティがサイドラインに蹴りだしピンチを防ぐ。しかし前半11分、釜石の逆襲に成す術なく得点を許してしまう。自陣中央から右に展開され右中間にトライを献上してしまった。その後のコンバージョンは不成功に終わり5-5となり振出に戻してしまう。その後、敵陣まで攻め込むシーンを見せるが課題のペナルティでチャンスを逃してしまう。逆に釜石は小雨降りしきる試合状況にハンドリングエラーを犯し得点まで結びつけることができない。前半も残り10分を切ったときに、中島が足首の負傷で途中交替し、水野が急遽ピッチに登場。その後クリタに追加点のシーンが巡ってきた。前半39分、敵陣やや中央10ⅿラインを超えたあたり、相手のペナルティでショットを選択。杉森の正確なキックがポール中央を通過し、8-5と突き放しにかかる。その後は自陣での攻撃が続き、敵陣に攻め込むチャンスを生み出せないまま前半が終了。

 後半は菅沼のキックオフで後半が始まった。後半早々自陣でのディフェンスする時間が続くが得点を許すまでには至らず、しっかりとインゴール手前で防ぎきる。またクリタのアタックも後半11分に、自陣で釜石がノックオンしたボールをトムが敵陣エリアに蹴りだし大きくゲインする。トムのフォローに入っていた菅沼が相手インゴールまで蹴りこむがグラウンディングできずに得点チャンスをものにできなかった。そして後半18分、釜石がクリタ陣22ⅿライン手前で犯したクリタのペナルティで迷わずショットを選択。正確なキックで得点を重ね8-8とする。ここでクリタはタマティから河野に入替え、バックス陣を組みなおしにかかった。タマティが下がったことで菅沼がフルバックからスタンドオフに、ウィングの杉森がフルバックに入り、河野は杉森のポジションに入った。しかし、なかなか敵陣のエリアで攻撃をすることができず、大半を自陣でのディフェンスに費やす時間が多くなる。しかし、得点は許さず一進一退の攻防が繰り広げられる。トライを許さないディフェンスが出来ても常々の課題でもあるペナルティを犯してしまったら元も子もない。後半の28分にクリタがペナルティを犯し、釜石にショットを選択されるが失敗に終わり8-8のまま。しかし3分後の後半31分、またしてもインゴール手前5ⅿライン付近で再度ペナルティを犯してしまいショットを選択され、軽々とキックを成功し8-11と逆転される。後がないクリタは果敢に攻め込みトライを奪いにかかるがペナルティで得点チャンスを自らの反則で逃してしまう。そして後半40分を過ぎ、相手マイボールのラックで時間が経過し、釜石がサイドラインにボールを蹴りだし万事休すかと思われたが、レフリーはクリタボールのラインアウトのジャッジ。試合は継続し最後の得点チャンスを得る。敵陣22ⅿライン手前で釜石のペナルティをレオンがタッチラインに蹴りだしラインアウトに全てをかける。栗原から放たれた正確なスローは、マイボールのままモールに展開し逆転トライを奪いにかかるが痛恨のノックオンでノーサイド。勝たなければならない相手に敗れてしまった。許した得点は1つのトライと2つのペナルティゴール。ディフェンスを崩されたシーンはなかったが負けてしまった。何が足らないのか自問自答する各選手たちではあるが、勝ちきれない何かを探し出さない限り勝利を積みかさねることはできない。しかし、この敗戦を引きずるわけにはいかないことは誰もが感じている。来週はトップチャレンジに昇格したばかりの清水建設ブルーシャークスとの対戦が、今日と同会場の秩父宮ラグビー場で組まれている。下を向かず、気持ちを切り替えて春から取り組んできたクリタラグビーを再確認し、次節こそは皆様に勝利を届けたい。足元の悪いなか、多くのクリタファンが試合会場に集結してくれた恩を決して忘れてはならない。



試合後コメント
山田紘也監督

(80分間を振り返って)自分たちの見せ場を作れなかった試合になってしまいました。ディフェンスで粘って、自分たちのリズムを作るはずだったのですが、与えてはならないタイミングでのペナルティが多かったです。今日のディフェンスは悪くなかったと思います。トライを奪われそうなシチュエーションでもしっかりとクリタの強みを出せていたと思います。ただ、止めていたディフェンスも一人目のタックルが髙かったり、相手に差し込まれていた部分が見受けられましたので、その部分を次節までに修正したいと思います。今日の試合で負けてしまったことに悔いても仕方ないと思いますし、クリタは力があるチームです。この悔しさを次の試合に活かしていきたいと思います。

中尾光男選手

(試合を振り返って)そうですね、シンプルに負けている部分が多かったです。前半特に相手に前に出てこられて、そこで防ぎきれるディフェンスができていれば展開も変わったのかなと思います。インゴール手前まで攻め込まれたら集中して防ぐことができていたので、前の段階で同じような精度でディフェンスしなければならないですね。今日の試合は相手も強かったですが、決して勝てない試合ではなかったと思います。ほんの小さなところでミスを犯して、、、そのミスの積み重ねが敗戦の要因だと思います。タフな試合がこれから続きます。今日出た課題を修正して勝利を目指していきたいと思います。

平井伸幸選手

良いところでペナルティを相手に献上してしまったり、自分たちが思うようにエリアを取れずにいました。結果、自陣でのプレーを余儀なくされ苦しい試合になり自分たちのラグビーができませんでした。(対戦した相手について)<少し沈黙>今日の試合ではフォワードもしっかり身体をぶつけてきて前に出てきてやられてしまった感じです。しかし決して負ける相手ではないと思っていますし、勝ちきれなかったことが非常に悔しいです。次の試合はエリアを確保し、ラインアウトの精度も良くすること。そしてスクラムを常に安定させてクリタのラグビーを表現できるようにしたいと思います。

河野友希選手

この試合に向けて準備していたことが試合で活かされなかったです。天候もそうですが、相手が仕掛けてくることも理解していましたし、やり切れることはもっとあったのではないかと思います。自分が途中から試合に入り、インパクトを与えられるプレーを心掛けようとしましたが、うまくいかずチーム内の雰囲気もエナジーをあまり感じられませんでした。(次の試合に向けて)今日の敗戦に下を向くのではなく、しっかり前を見据えて、次のターゲットに対してどれだけ準備ができるかだと思います。心身ともに切り替えて勝利をつかみ取りたいと思います。

トム イングリッシュ選手

試合前から接戦になるだろうと思っていましたし、常々接戦になる戦いだからこそ規律をしっかり守ってプレーしなければならないと思っていました。しかし、今日の試合は勝ちきることができませんでしたね。(ディフェンスする時間が続いたことについて)確かに長い時間、自陣でディフェンスしていましたが許したトライは1つのみです。ペナルティゴールで失点してしまったことは規律の部分だと思います。自分たちの強みはディフェンスだからこそ、しっかり規律を守らなければならないのです。(次に向けて)継続して積み上げてきたことをしっかり試合で表現したいと思います。必ずクリタファンに勝利をささげたいと思いますし、是非会場に足を運んで私たちに声援を送っていただけたら嬉しいです。



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