2019.09.15

更新情報

Kurita Water Gush Summer Camp2019 第2日目

 いつも栗田工業ウォーターガッシュに熱いご声援誠にありがとうございます。昨日から始まったウォーターガッシュのサマーキャンプも2日目を迎えました。東京都・昭島グラウンドの環境とは違い、日中の暑さはまだあるものの快適にトレーニングに励んでいます。

 5時半過ぎ、メンバーは6時からのウエイトトレーニングの準備のために活動をはじめます。6時になり、バックスはウエイトサーキット、フォワードはグラウンドで動きのチェックを行いました。その30分後に入れ替わり同じメニューをこなしました。AMの練習はグラウンドでのトレーニング、そしてPM練習はアタック・ディフェンスを取り入れたメニューもしっかりこなしていきました。

 夕食を済ませ20時から昨シーズンからチームアドバイザーとして支えてくださっている白石先生の講義を聞き、改めて継続する意思、成功させるために何をすべきかを1時間以上かけて説明してくださいました。

  また、濱副慧悟選手が先月の国体予選での活躍が認められ、東京都代表として今月末から始まる国体・東京都代表としてプレーします。そしてアジアラグビーセブンズシリーズ2019 第2戦 中国大会に出場する日本代表のトレーニングメンバーとして合宿に参加してきました。その濱副選手にインタビューしました。

――合宿二日目が終わろうとしています。ここまで個人的にもチームとしても順調に進められていますか?

合宿の初日にチームの目標を設定しました。目的が明確だからこそ、初日から順調に出来ていると思います。

――ということはチームの雰囲気も良いのですね

はい、バックスで例えるのなら、シェイクハンドなどでコミュニケーションを図ったり、合宿自体を盛り上げていこうと全員が思って行動しているので、そう見えているんだと思います。

――さて、話は変わりますが、先日行われた男子セブンズ日本代表のトレーニングメンバーに選出されたそうですね

はい、そうなんです。ベン(ポルトリッジ)と一緒に今月の11日から2日間、埼玉県の熊谷でトレーニングメンバーとして参加してきました。

――トレーニングメンバーに選出された経緯を聞かせてください

先月(8月)の国体予選ラグビー(セブンズ)の東京都代表として試合に出場してきました。そのときのプレーを見ていた日本代表スタッフの方の目に留まり、参加依頼のオファーがきたそうです。

――実際にトレーニングをしてきた感想を聞かせてください

自分自身、通用する部分(スピード)があると自信を持ってトレーニングをしてきたのですが、全然通用しなかったです。特に驚かされたのが、コミュニケーション能力の部分です。瞬時に判断を迫られるのがラグビーだと思います。その瞬時の行動は15人制で経験しているのですが、自分の想像を超えていました。そこには一方的な自身のプレーではなく、7人で攻めるための、試合中のコミュニケーションが必要で、全員共通の認識でプレーし続けなければならないんですよね。その精度に圧倒されました。

――その経験をこの合宿でどう生かしていきたいですか?

今回のセブンズ日本代表合宿参加で得られたものは、すぐにこのチームで出していきたいと思っています。セブンズでも15人制でも共通して言えることは、横とのコネクションだったり、コーリングの大切さです。この2つを求めている今回の合宿でもあるので、自分の足らないことが明確になった日本代表合宿の経験を生かしながら、今目の前にある自身の課題を克服していきたいと思います。

――日本代表選手の凄さはプレー面だけでもないそうですね

はい、代表選手は荷物が多いですね(笑)。そのバッグの中身は、自身の身体をケアするための道具を持ち込んでいるからなのです。自己管理が徹底されているから日本代表に選出されている選手たちだなと。。。プレーのスキルもさることながら、毎日継続させるために自身の身体のケアを怠らずに意識しているところは凄いと思いました。

――残りの合宿、そして秋のリーグ戦に向けての目標を聞かせてください

セブンズで今後どうこうよりも、クリタのメンバーとして、結果を出していきたいです。昨年は出場機会が少なかったです。だからこそ昨年の自分を超えること、そしてこのセブンズ合宿での経験を活かしながら15人制で発揮していきたいです。今チーム内に目を向けると同じポジションにベンがいます。ベンに負けないように自分の良さを伸ばしながら試合の出場機会を増やせるようにしていきたいと思います。

――ありがとうございました

これからの濱副慧悟選手、並びにウォーターガッシュの活躍を期待してください!

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