2019.05.21

対談・インタビュー

【インタビュー】中島拓也キャプテン

今シーズンのインタビュー第1弾は昨年からキャプテンとしてチームを引っ張る中島拓也選手です。キャプテン就任の裏側、仕事とラグビーの両立について、そして今シーズンに向けて話してくれました。

(取材日:2019年4月27日)

―キャプテンは何年目ですか?

今年で2年目です。

―昨年を振り返っていかがですか?

去年は春夏とケガをしてチームから抜けていて、キャプテンらしいことしていなかったです。だからキャプテンを務めあげた感覚が正直ないですね。

―昨年初めてキャプテンに就任したときの気持ちを教えてください

気持ちですか、、、どーだったかなぁ。トップイーストからチャレンジにあがって、シーズンオフの期間にチームを変革しなければならないと考えていたんです。そんなときに山田監督からキャプテンの指名があったので、快く受けました。

―初キャプテンのシーズンはどうでしたか?

結果論にはなるんですが、もともとリーダーが率先して引っ張っていくチームではなく、各々がリーダシップを取ってコミュニケーションを構築できれば良いと考えていました。その時に僕と和飛人(平野)とでキャプテン、副キャプテンと指名されましたが、二人ともけがでチームから離脱したときに、水野や平井、前田がチーム作りに貢献してくれて。チームとしても成長できた1年だったと思います。

―ケガから復帰したときには理想に近かったのですね

はい、そうですね。

―今シーズンのキャプテン要請は、どのタイミングでありましたか?

はっきりいつかって覚えていないです。練習がスタートして3月初めですかね。僕から山田監督に「今年はどーなんですか?」と話しかけ、監督からは引き続きお願いしたいと言われ引き受けました。というより、若手がスタートしたタイミングで僕も一緒に練習をしていたので、どんな振る舞いをすればよいのかはっきりさせたかったのかもしれませんね(笑)。

―新チームがスタートして一カ月が経過(取材時)しようとしています

チーム状況は良いと思います。昨年スタート時に比べてレベルも上がっていると思います。いい感じですね。昨年やれてきたレベルで、今シーズンのスタート時に、そこのレベルからスタートできている感覚はあります。

―横河(武蔵野アトラスターズ)さんとの合同練習を終えての感想はいかがですか?

率直に言うと、チーム全体としてもバックスとしても4月に人数が集まっていなかったんです。怪我人も多く仕事の都合もあり理想の練習がこなせていなかったんじゃないですか。他のチームとセッションできたのは良かったですが納得できる練習はできませんでした。しかし、いい刺激を受けましたし危機感も併せて感じさせられましたね。

―中島キャプテンはチーム何年目ですか?

6年目です。

―仕事とラグビーの両立についてはいかがですか?

僕自身高校卒業後、ヤマハ発動機に入社してラグビー中心の生活を3年間過ごしました。しかし、経営状況の理由でラグビー部の活動を縮小する方向になり、退社して東海大学に入学しました。だから仕事ができるからこそラグビーができる環境の有難さを痛感している人間だと思います。

―職場の方の反応をどう感じていますか?

僕たちの活動をものすごく理解してくれていますね。これは僕に限らずチームメンバーの他部署でもラグビーのことを考えてくれて、必要に応じてフォローしてくださっています。本当に感謝ですね。

―ラグビーがコミュニケーションに活かされていますね

はい、試合の翌週には声をかけてくれますし、しっかりラグビーでも結果を出さないといけないと思っています。その前に社会人としての成長が先ですが(笑)。

―今シーズンの目標を教えてください

ベスト3を目標に掲げています。今シーズンはワールドカップがあるので、イレギュラーなシーズンになりますが、6月からカップ戦があります。トップリーグのチームと試合が組まれていますので、一戦一戦大事にしていきたいです。そしてトップチャレンジリーグでは上位3チームから勝利できるようにやっていきたいと思います。また今シーズンは入替戦がない難しい戦いが続きます。モチベーションを常に高く持ち続けられるかが鍵となると思います。

―中島キャプテンがチーム内で気になる人を教えてください

気になる人ですか。う~ん、気になる年代でもいいですか?さっき話しましたが、水野とか前田、大政そして平井の年代は気になりますね。あの年代はものすごくキャラが濃いので(笑)。試合にも出場しているので、このチームには欠かせない世代ですね。良い意味でも悪い意味でも影響力のあるメンバーが多いですね。

―最後に声援を送ってくれるファンに一言お願いします

昨年は、関東圏以外での試合会場で試合を多くさせていただき、普段関わりの少ない支店の方に応援をしてもらいました。僕含めチームのメンバーの励みにもなりましたし、本当に感謝です。今シーズンも引き続き応援よろしくお願いします。

―ありがとうございました

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