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【インタビュー】月田伸一ヘッドコーチ

昨年末以降に発生した新型コロナウイルス感染症。2月後半より日本国内でも自粛が余儀なくされ、4月には日本国内で緊急事態宣言が発布され、軒並みスポーツイベントが中止になりました。その中で、今シーズンよりウォーターガッシュのヘッドコーチに就任した月田伸一ヘッドコーチ(以下、月田HC)。自粛期間を経て、チームに合流して来年のリーグ戦に向けてチーム作りを急ピッチで進めています。自粛期間から今現在までの思いや取り組みの考え方、そして次のリーグ戦に向けてどのような考えのもと、チーム強化を図っていくかをインタビューしました。

(取材日:9月12日)

可能性を秘めているチームだと感じた

――就任当初のウォーターガッシュのイメージを聞かせてください

3年間、九州電力のコーチをしていましたが、可能性を秘めているチームと感じていました。実際就任してみると、九州電力以上に仕事との両立を求められている中で、選手たちが自主的に取り組んでいる部分が多く、素晴らしいと思いました。また、グラウンドでの瞬時の判断、対応力、そして仕事とラグビーの両立というチームポリシーとプライドは、今後自分たちの強みになってくると思います。これからもチームの文化でもある選手の自主性を尊重しながら、チームとしての基準をしっかり整備したいと思います。

――選手、スタッフ間のコミュニケーションは取れていましたか?

限られた時間内でのコミュニケーションは図れていましたが、時間が無かったですね。もっとコミュニケーションを図り、スタッフ全員でミーティングを重ねて共有ごとを増やしていきたいと思いました。自粛期間中もリモートではありましたが、週1回は必ずミーティングを開いてチーム内の課題を全員で共有して、各々の役割を明確にしてきました。今現在、スタッフ、選手含め良いコミュニケーションが取れていると思います。

――自粛期間が良い意味で考える時間が増えたのではないですか

確かに、いきなりスタートにならなかったので、色々情報を収集する時間を確保できましたが、イメージするチーム作りは大幅に遅れをとったなと感じています。

――6月からスタートしたチーム活動も4カ月目に突入しました

計画通りに進んでいるかと問われたら、そうではない部分もあります。しかし、今やるべきことはできているんじゃないかと思っています。また、チーム作りの部分になりますが、私がチームに影響を与えるように、選手にも自身がチームに与える影響を考えさせていきたいですね。特にリーダーに選ばれた選手には強く意識してほしいです。

――選手は口を揃えて今年は走っている!と言っています。今のトレーニング内容をお聞かせください

普通じゃないですか?ただ今走っている内容は、来月以降変えていきたいと思っています。選手は今の方がよかったと言うかもしれません。

――今年掲げているテーマ(スローガン)などありますか?

はい、今シーズンはスピード(S)・アグレッシブ(A)・スマート(S)の頭文字をとって「SAS」をスローガンとして掲げていきたいと思います。常にこのスローガンにチーム全員が立ち返られるように意識させたいですね。テンポよくスピードをあげ、そこに激しさがあるのか、そしてそのプレーが正しいのかを考えるようにしたいです。

――新人選手について聞かせてください

今シーズン7名の新人選手が入ってきました。どの選手も非常に楽しみで、グラウンド内外で新人らしからぬ(笑)動きをしてくれています。また、彼らが3~5年経ったときに、クリタの中心選手に成長していく潜在能力を持っています。今シーズンは全員何らかゲームに絡んでくると期待していますね。

――注目している選手はいますか?

そうですね、フォワード(以下、FW)は川瀬(大輝)ですね。先ほどお話しした、スピード、アグレッシブ、スマートを体現できる選手の一人だと思っています。昨年は怪我で苦しんだシーズンだったと聞いていますし、彼が常に試合に出場できる状態でいてほしいと思います。バックス(以下、BK)に関して言えば、スクラムハーフの4人ですね(本村旨崇・大政亮・長谷川新波・山菅一史)。誰がスタートで出場するかをこの4人で競ってほしいと思います。現状ですと全員横一線です。だからこの4人が切磋琢磨してスクラムハーフのレベルをあげていってほしいと思いますし、全員にチャンスがあると思います。

――キャプテン、バイスキャプテンはいつ頃決められますか?

11月に行われる合宿の最終日に決定し、発表したいと思います。それまでは、リーダーを選出していますので、そのリーダーでチームを引っ張ってもらいたいです。ちなみにFWは、前田(篤志)と中尾(光男)、ワイク(ワイクリフ・パールー)と平井(伸幸)です。BKは、菅沼(神兵)と水野(拓人)、そして杉森(健太郎)の計7名です。

――月田HCの考えるリーダー像を教えてください

難しいですね、色々あると思いますし、これだというものはないと思います。しかし、唯一言えることは、一番キツイときに一番キツイことを黙って行える選手だと思っています。みんなが嫌がること、逃げだしたいことを率先してやりきれる選手だと思っています。私もチームをまとめる立場として、律する部分があります。周りに良い影響を与えるのは言うまでもなく、常にみられている意識を持っていますので、その部分も選出されるリーダーに求めていきたいです。

――これからの過ごし方を教えてください

冬のシーズンに向けて、次のように考えています。まずは、チームの結束を強めること、戦う集団に変えていくこと、チームの戦略・戦術を確立すること、そして何より自信をつけることを意識したトレーニングをしていきたいです。

そのプロセスに誇れるチームで有り続けたい

――自信がつけばおのずと結果に表れますね

はい、そう信じています。しかし我々は常に結果を求められ続けると思います。短期間での成果は非常に難しいと思いますが、果敢にチャレンジしていきたいです。でも、その結果を得るためには、目標までにたどり着くプロセスも大事にしていきたいです。そのプロセスに誇れるチームに達成感と充実感が生まれ、結果がついてくるのだと信じています。

――リーグ戦が年明けに実施されるかと思います。どんな戦いを理想としていますか?

どんな相手に対しても自分たちのスタイルを貫けるかだと思います。もちろんチームとしてのターゲットを明確にしていますが、詳しいことは控えさせてください。今はっきり言えることは、しっかりリーグ4位に入って、次のステージに進んで多くの経験を積んでいきたいです。

――ファンの皆様に伝えたいメッセージはありますか?

この状況がこの先、どう変わっていくか想像もつきません。試合が無観客になるのかも現状決まっていないかと思います。しかし、会場に足が運べる状況になったら、是非チームを直接応援してほしいですね。我々は、ファンの皆様が応援したくなる、ファンであることを誇りに思えるチームになっていきたいと思っています。

――昭島に根付くということですね

はい、このチームの現状は、クリタグループの社員の皆様に支えられているチームです。しかし、せっかく昭島で活動しているのですから、市民の皆様に愛されるチーム作りは欠かせません。状況が許せば、もっと選手たちには地域に足を運んで貢献していければと思っています。学校とか、ラグビースクールとか顔を出せるところはたくさんあるはずです。クリタグループの社員、ラグビー選手である前に「人」として成長してほしいですね。

――ありがとうございました

【インタビュー】平野和飛人副キャプテン

今シーズンのインタビュー第2弾は昨年から引き続き副キャプテンとして中島拓也キャプテンとともにチームを引っ張る平野和飛人選手です。バイスの立場から、一人の選手として、一人の社会人として、自分自身のこだわりや思いを話してくれました。

(取材日:2019年5月2日

ラグビーの魅力は密集でガチガチ身体をぶつけるところ

―出身はどちらですか?

神奈川県で高校は明大中野で、大学は帝京大学です。

―ラグビーを始めたのはいつ頃ですか?

中学1年からです。

―きっかけは何ですか?

先輩に誘われました。単純にその当時、部活の勧誘があったからです。

―初めてラグビーに携わったときの気持ちを教えてください

今まで格闘技をやっていたので、面白そうだと思いました。戦う姿勢というか、相手に向かっていくところは似ているので。

―最初のポジションは今と一緒のフォワードだったんですか?

12人制ラグビーでしたので、今でいうとフランカーとブラインドウィングの間みたいなところです。スクラムにボールインだけする仕事があったポジションです。

―最初からラグビーのルールやポジションのことを理解していたのですか?

いやぁ、全く知らなかったですね。基本ラグビーのこと、わかっていなかったと思います。ボールを前に投げてはいけない程度でした(笑)。

―15人制に移行して最初に思ったことはなんですか?

アタックが難しいんだなって。12人制と比べて、フィールド人数は増えているのに運動量が求められるなぁって率直に思いました。

―ラグビーの魅力を感じたタイミングはいつ頃だったのですか?

中学時代です。コンタクトとキャリー(ボールをもって前に進む人)のところで魅力を感じたところです。フィジカルの部分は結構自信を持っていたんです。その頃はもっとスピードがあったんですよね、今と比べて(笑)。密集で身体をガチガチぶつけてゲインするところが面白かったです。

―逆に苦手なところはありますか?

最初から苦手だったことはわからないですが、今は完全にフィットネスが落ちましたね。脚をケガしたところもあるんですかね。

―学生生活はずっとラグビーを続けていく気持ちがあったのですか?

いえ、ありませんでした。高校時代でラグビーをやめるつもりでした。しかし、色々と進路のことで悩んでいて、明治大学の進学をあきらめた時に、今まで経験しているラグビーで進学先を探したところ、帝京大学に進学を決めました。その当時、色々な方にお力添えいただきました。

―強豪大学の門を叩いて、最初に感じたことは?

僕が入学したときは、全国優勝を重ねているチームではなかったんです(入学直前に大学選手権初優勝)。でも強くて良いチームだってことはわかっていたんです。その当時の先輩に知り合いがいて、いろいろな情報を得ていました。とにかく私生活含めてルールが厳しいと。でも理不尽な上下関係はないって聞いていました。自分を成長させてくれる環境だと感じました。

―大学時代に得られたことはありますか?

何事においても前向きに物事を考えることです。そのポジティブシンキングの習慣が身に着いたことです。間違いなく大学時代の4年間があったから今でもラグビーが続けられていると思っています。高校時代のダメな自分を変えてくれたところですね。ただただつらいことをしているだけではないってことです。

―栗田工業に決めたきっかけを教えてください

先に入社していた大学の先輩から色々情報を入手していました。僕自身、ラグビーだけの生活は合わないと思っていましたし、しっかり仕事ができてラグビーができる環境に魅力を感じた部分がきっかけです。あ、そう思って早入社6年目になったんですね。

純粋に中島を支えられるバイスでありたい

―栗田工業の副キャプテンになったのはいつからですか?

昨年からです。山田さん(監督)から声をかけてもらいました。中島(拓也、現主将)が同期で、僕はみんなを引っ張っていくキャラクターではないので、中島を支えたいなと思ったんです。だから山田さんから声をかけてもらったときには、快く承諾しました。中島の良さを出させるサポートができればと思っています。

―今シーズンも任命されたときの気持ちを教えてください

正直、一昨年と昨年はケガが何もできなかったんです。それでも声をかけてくれて。やるしかないですよね、期待に応えられるシーズンにしたいですよね。

―それは自分自身で引っ張っていきたい気持ちが強いのですか?

いいえ、僕はそんな性格ではないです。何となく中島がキャプテンだから、支えられる副でありたいと。それと、うちのチームは誰が引っ張っていくとかなくて、みんなで一緒に良いチーム作りをしていこうと思える文化が根付いています。まずはチームの成長することが第一です。

―ポジティブな平野選手ですが悩むことなどあるのですか?

あまりないですね、悩んでもしょうがないですよね。そのときに全力で取り組んでいたかいないか。そのときにベストを尽くしていたのなら全然OKですよ、それがベターなんです。どうしても周りを意識して気にしてしまう選手もいるんですが、その瞬間に全力で行動していればいいんじゃないですかね。

―でも悩んだときに最初に相談する相手は誰ですか?

まずは中島に相談しますよ。基本的にHCやコーチの意見を尊重します。チームが良い方向に向くのであれば。でも現場レベルであれば、まず中島の意見を聞いた方がいいと思います。まぁ、根本的に誰に相談するかを悩むことはないですよ。みんなしっかりしているので。

―話は変わりますが、今年も4名の新入部員が入りましたね

そうですよね、戦力になってほしいですが。ついこの前まで学生だった選手たちなんです。どんな考えをしているか、を見極めてアドバイスしていきたいですね。いくら学生だったと言えども大人ですから。仕事との両立に苦労すると思いますよ、最初は。

―ラグビーと仕事を両立していると思うのですが、今取り組んでいる仕事は楽しいですか?

はい、楽しいですね。楽しいというか、責任のある仕事を任せていただけるから楽しく感じています。仕事の都合で練習に参加できなかったりするときもありますが、仕事とラグビーの両立が私たちのミッションだから楽しく仕事もラグビーにも向き合っていますよ。

―一般の社員と変わらない状況なんですね

確かにそうなんです。が、今の職場はラグビーの取り組みを理解してくれています。例えばミーティングに参加するメンバーの意向が午後であっても自分の練習時間を考慮してくれて午前にしてくれたり。両立と言いながらもかなり周りの協力を得られているんです。二つを成し遂げることって難しいですが、私たちには支えてくれる職場の仲間がいるからラグビーにも仕事にも集中できるんです。このことをちゃんとわきまえて感謝しなきゃいけないですよね。

―春シーズン前半の総括をお願いします

新しいことと、今まで行ってきたことを両立させて取り組んでいるシーズンだと思います。今まで行ってきたレベルは落ちていないと思います。また、新しく取り組んでいることも順調に進められているのではないかと思います。結構模索している部分はあると思いますが、順調に来ていると思います。

―ジャパンラグビートップリーグカップ戦に向けて気持ちを教えてください

ちょっと怖い気持ちもあります。トップリーグの上位チームとの戦いは不安が大きいです。昨年、宗像サニックスとの入替戦で、ものの見事にぶちのめされました(0-75)。まぁ、今の感じじゃあ全く通用しないだろうなって思います。多分それって自分たちのレベルを感じること(試合)をしていないので(取材は5月2日)、気持ちがフワフワしていますね。

―強いチームとの対戦はアドレナリンが出るタイプですか?

はい、出ますね。私もそうですが、クリタってそういうチームだと思います。良くない文化かもしれませんが強いチームには良い試合をして、互角のレベルのチームにはあっさり負けてしまう、、、良くない文化ですよね(笑)。

―その強い相手に真っ向勝負できる思いはどこから来ているのですか?

やっぱり、仕事で結果を求めなければならない環境におく私たちにとって、ラグビーを取り組む環境を整えてもらっているチームには勝ちたいですよね。仕事しているから弱いって、周りに思われるよりも自分たちで認めたくないところですね。みんなが一番こだわりを持っているところだと思います。

ありきたりだけど、ラグビーも仕事も頑張ることが使命

―今シーズンの個人目標をお聞かせください

個人的には、チームの目標に対して良い影響を与えられる選手でいたいです。細かいことですが、自分自身現役を続けるのにそう長くはないと思っていますし感じています。数年単位で考えているので1年1年が勝負だと思います。今年こそは思いっきりプレーしたいですね。2年間、足首のケガでほとんどラグビーできなかったので。でもトレーナーのサポートを受けて、けがの状態も良くなっているので、せめて全力でプレーすることにこどぁっていきたいですね。それがチーム対しても良い影響を与えられる部分ではないかなと思っています。

―職場の方に向けてコメントをお願いします

仕事も自分自身、変革を求められています。職場の方へのコメントですか、難しいですね(かなり沈黙)、、、ありきたりですが、仕事もラグビーも全力で取り組みますので応援お願いします、、、ですかね。

―職場のみなさんに試合会場に足を運んでほしいですか?

正直言うと僕はあんまり来て欲しいと思っていないんです。理由は様々です。ただでさえ日頃職場で応援してくれていますし、協力してくれているんです。なのに休日の時間を使って、試合会場に来てくださいなんて言えないのが本音です。結果で恩返しできればいいのかなと思っています。勘違いして欲しくないのですが、応援に来てくれるとものすごく嬉しいんですよ。職場の人の前で負け試合を見せたくないじゃないですか、だから複雑な思いです。

―最後にこのチームで気になる人を教えてください

やっぱり平井ですかね(笑)。理由は歳も近いですし、同じポジションでもあります。やっぱり何はともあれ、このチームのムードメーカーですからね。平井みたいに頑張れる奴はいないと思います。そのことが後輩に良い影響与えられているかは別ですよ(笑)。いろんな人たちとコミュニケーションを取るのがうまいと思います。色々チームのことを考えている奴ですね。

―ありがとうございました

【インタビュー】中島拓也キャプテン

今シーズンのインタビュー第1弾は昨年からキャプテンとしてチームを引っ張る中島拓也選手です。キャプテン就任の裏側、仕事とラグビーの両立について、そして今シーズンに向けて話してくれました。

(取材日:2019年4月27日)

―キャプテンは何年目ですか?

今年で2年目です。

―昨年を振り返っていかがですか?

去年は春夏とケガをしてチームから抜けていて、キャプテンらしいことしていなかったです。だからキャプテンを務めあげた感覚が正直ないですね。

―昨年初めてキャプテンに就任したときの気持ちを教えてください

気持ちですか、、、どーだったかなぁ。トップイーストからチャレンジにあがって、シーズンオフの期間にチームを変革しなければならないと考えていたんです。そんなときに山田監督からキャプテンの指名があったので、快く受けました。

―初キャプテンのシーズンはどうでしたか?

結果論にはなるんですが、もともとリーダーが率先して引っ張っていくチームではなく、各々がリーダシップを取ってコミュニケーションを構築できれば良いと考えていました。その時に僕と和飛人(平野)とでキャプテン、副キャプテンと指名されましたが、二人ともけがでチームから離脱したときに、水野や平井、前田がチーム作りに貢献してくれて。チームとしても成長できた1年だったと思います。

―ケガから復帰したときには理想に近かったのですね

はい、そうですね。

―今シーズンのキャプテン要請は、どのタイミングでありましたか?

はっきりいつかって覚えていないです。練習がスタートして3月初めですかね。僕から山田監督に「今年はどーなんですか?」と話しかけ、監督からは引き続きお願いしたいと言われ引き受けました。というより、若手がスタートしたタイミングで僕も一緒に練習をしていたので、どんな振る舞いをすればよいのかはっきりさせたかったのかもしれませんね(笑)。

―新チームがスタートして一カ月が経過(取材時)しようとしています

チーム状況は良いと思います。昨年スタート時に比べてレベルも上がっていると思います。いい感じですね。昨年やれてきたレベルで、今シーズンのスタート時に、そこのレベルからスタートできている感覚はあります。

―横河(武蔵野アトラスターズ)さんとの合同練習を終えての感想はいかがですか?

率直に言うと、チーム全体としてもバックスとしても4月に人数が集まっていなかったんです。怪我人も多く仕事の都合もあり理想の練習がこなせていなかったんじゃないですか。他のチームとセッションできたのは良かったですが納得できる練習はできませんでした。しかし、いい刺激を受けましたし危機感も併せて感じさせられましたね。

―中島キャプテンはチーム何年目ですか?

6年目です。

―仕事とラグビーの両立についてはいかがですか?

僕自身高校卒業後、ヤマハ発動機に入社してラグビー中心の生活を3年間過ごしました。しかし、経営状況の理由でラグビー部の活動を縮小する方向になり、退社して東海大学に入学しました。だから仕事ができるからこそラグビーができる環境の有難さを痛感している人間だと思います。

―職場の方の反応をどう感じていますか?

僕たちの活動をものすごく理解してくれていますね。これは僕に限らずチームメンバーの他部署でもラグビーのことを考えてくれて、必要に応じてフォローしてくださっています。本当に感謝ですね。

―ラグビーがコミュニケーションに活かされていますね

はい、試合の翌週には声をかけてくれますし、しっかりラグビーでも結果を出さないといけないと思っています。その前に社会人としての成長が先ですが(笑)。

―今シーズンの目標を教えてください

ベスト3を目標に掲げています。今シーズンはワールドカップがあるので、イレギュラーなシーズンになりますが、6月からカップ戦があります。トップリーグのチームと試合が組まれていますので、一戦一戦大事にしていきたいです。そしてトップチャレンジリーグでは上位3チームから勝利できるようにやっていきたいと思います。また今シーズンは入替戦がない難しい戦いが続きます。モチベーションを常に高く持ち続けられるかが鍵となると思います。

―中島キャプテンがチーム内で気になる人を教えてください

気になる人ですか。う~ん、気になる年代でもいいですか?さっき話しましたが、水野とか前田、大政そして平井の年代は気になりますね。あの年代はものすごくキャラが濃いので(笑)。試合にも出場しているので、このチームには欠かせない世代ですね。良い意味でも悪い意味でも影響力のあるメンバーが多いですね。

―最後に声援を送ってくれるファンに一言お願いします

昨年は、関東圏以外での試合会場で試合を多くさせていただき、普段関わりの少ない支店の方に応援をしてもらいました。僕含めチームのメンバーの励みにもなりましたし、本当に感謝です。今シーズンも引き続き応援よろしくお願いします。

―ありがとうございました