VS 中国電力レッドレグリオンズ

vs

結末

2024.01.06.

NTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2023-24
2023-24
AGFフィールド
T G PG DG DG PG G T
1 1 1 0 10 前半 14 0 0 2 2
4 3 1 0 29 後半 10 0 1 1 1
5 4 2 0 39 合計 24 0 1 3 3

登録選手・リザーブ選手

個人得点

ポジション 選手名 T G PG DG
FL テビタ オト 1 0 0 0
SH 杉原 駿 1 0 0 0
WTB トゥマナワ タファイ 1 0 0 0
FB 江本 洸志 2 0 0 0
SO ピアーズ フランシス 0 4 2 0

スターティングメンバー

ポジション 選手名
PR 小山 翔也
HO 栗原 良多
PR 栗山 塁
LO デーモン レエスアス
LO マイク ウィリアムズ
FL テビタ オト
FL 石井 洋介
No.8 テアレキ ベン-ニコラス
SH 大政 亮
SO ピアーズ フランシス
WTB トゥマナワ タファイ
CTB ジェイミー ヴァカラヒ
CTB 坂本 英人
WTB 杉森 健太郎
FB 江本 洸志

リザーブメンバー

ポジション 選手名
R 井口 龍太郎
R 渋谷 圭
R 梶原 瑛
R 中村 謙吾
R 中尾 泰星
R 杉原 駿
R 柳田 翔吾
R 横田 大輝

交代・入れ替え

交替・入替時間 内容
後半10分 小山 翔也→渋谷 圭
後半13分 大政 亮→杉原 駿
後半15分 石井 洋介→中尾 泰星
後半23分 栗原 良多→井口 龍太郎
後半23分 テビタ オト→中村 謙吾
後半30分 ジェイミー ヴァカラヒ→横田 大輝
後半35分 栗山 塁→梶原 瑛
後半36分 ピアーズ フランシス→柳田 翔吾

レポート

輪島市への思いを胸に。江本洸志が手繰り寄せた今季初勝利

NTTジャパンラグビーリーグワン 2023-24 ディビジョン3第3節。クリタウォーターガッシュ昭島(以下、WG昭島)は、中国電力レッドレグリオンズ(以下、中国RR)を39対24で破り、今季初勝利を手に入れた。ホストゲーム開幕戦となったAFGフィールドではリーグワン初年度から負けなしの6連勝となり、不敗神話も継続された。

 

苦しい前半だった。中国RRのフォワード陣のプレッシャーに押され、ゴール前での再三のチャンスを生かし切れず、4点ビハインドのままハーフタイムへ。そんな流れを変えたのが、後半13分に投入された杉原駿だった。

「自分の役割としてはアタックのテンポアップをすること。それを意識して試合に臨みました。後半に入ってから、相手が疲れてきて、ラックサイドが空いたのが見えたので、ここだと思って走りました」(杉原)

 

前半のフォワード戦で「足を使ってしまった」(西川太郎)という中国RRから、杉原が反撃の狼煙を上げるトライ。その後も、WG昭島の強力なバックス陣がトライを重ね、勝利を決定づけた。

 

また、この試合で最も大きな歓声を浴びていたのは、プレーヤー・オブ・ザ・マッチにも選ばれた江本洸志のランだ。ディフェンスの間をするすると抜けていくたびにスタンドが大きく沸いた。

「開幕から思ったようなプレーができませんでしたが、今日は濱さん(濱副慧悟)がいなかったので、アタックだけに集中しようと思いました」と試合を振り返る江本には、もう一つ負けられない理由があった。

「今週はあまりいいメンタルを保てなかったです。友だちの家が崩壊したり……。輪島のために、と思ってプレーしました。それが結果につながってよかったです。ただ、今日の活躍だけでは(輪島の)力にはなれないと思うので、これからも頑張っていきたい」

 

関西出身の江本だが、高校は日本航空高等学校石川(石川県輪島市)へ進み、3年間を過ごしている。その胸に、第2の故郷への思いを秘めて臨んだ試合だった。WG昭島は今季の初勝利をつかみ、ここから這い上がる。江本もまた、強い思いを胸に、これからも走り続ける。

 

(匂坂俊之/Rugby Cafe)〈リーグワン公式サイトより〉

 

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