私とWATER GUSH #13 桃田涼平 WTB/FB
ボールを持って走る喜びを原点に。仕事もラグビーも100%の挑戦。
今回の”私とWATER GUSH”は、2026年に加入した桃田涼平選手をご紹介します。幼稚園の頃からラグビーボールを手に走り続け、「仕事もラグビーも100%で」というクリタの姿勢に惚れ込んで自ら門を叩いた桃田選手。スピードとステップを武器に、チームに新しい風を吹き込む若きアタッカーの素顔に迫りました。

ラグビーとの出会いは、従兄弟に連れられた体験入会から
桃田選手がラグビーを始めたきっかけは何だったのでしょうか。
「従兄弟が幼稚園からでも入れるスクールに行っていたので、体験で行ってそのままハマりました。」
従兄弟の後について行った体験会が、その後の人生を決める出会いになりました。ラグビーのどんなところに魅力を感じたのでしょうか。
「ボールを持って走るのが楽しくて、ずっと走ってました。」
この一言に、桃田選手のラグビーへの愛情のすべてが詰まっているように感じます。小難しいことは何もない。ただただ、ボールを抱えてグラウンドを駆け回ることが純粋に楽しかった。その感覚が、今もWTB/FBとしてスペースに向かって加速し続ける桃田選手のプレースタイルの原点になっているのではないでしょうか。
「クリタでラグビーがしたい」自ら動いて掴んだ入団
クリタウォーターガッシュ昭島に入ることになった経緯について聞いてみました。
「クリタでラグビーがしたいと思って副部長に伝えてもらってご縁があり、入団させていただきました。」
受け身ではなく、自分から「クリタでやりたい」と意思を示して動いたというのが、まず印象的です。では、数あるクラブの中でクリタウォーターガッシュ昭島を選んだ理由はどこにあったのでしょうか。
「仕事とラグビーの両立を掲げていて、どちらも100%で取り組んでいるのが、自分の中では一番このチームでラグビーがしたいと思ったきっかけでした。」
「どちらも100%」この言葉は、クリタウォーターガッシュ昭島というクラブの本質をそのまま言い表しています。ラグビーだけでもなく、仕事だけでもなく、両方をどこまでも本気で追いかける。その姿勢に共鳴して集まってきた選手たちが、このチームをつくっています。桃田選手もまた、その一人です。

移動は大変でも、「職場の皆さんに支えられている」
実際に入団して、仕事とラグビーを両立する日々について聞いてみました。
「移動では本社が池袋なので大変ですが、それ以上に職場の皆さんがとても温かく、コミュニケーションが取りやすいので、周りの皆さんに支えられているということは常に思います。」
練習・試合会場のある昭島と、本社がある池袋。決して近いとは言えない距離を日々行き来しながら、仕事に、ラグビーに向き合っているのが桃田選手の日常です。それでも「大変」よりも先に「支えられている」という言葉が出てくるのは、職場の皆さんの温かさがそれだけ大きいということ。仕事もラグビーも100%でいられるのは、一人の力ではなく、周囲の理解と応援があってこそ。そんなクリタらしさが、桃田選手の言葉からにじみ出ています。
スピードとステップで、チームのラグビーを加速させる
今シーズン、意識してプレーしていることを聞いてみました。
「自分ではスピードとステップ、スペースへのアタックの部分が武器だと思うので、チームのラグビーを加速させられるようにしたいとは思っています。」
WTBとFBというポジションは、チームの攻撃に最後のスピードと判断力をもたらす役割を担います。まさにその武器を「チームのラグビーを加速させる」ために使いたいという桃田選手の言葉は、個人の活躍よりもチームへの貢献を第一に考えているからこそ出てくるものでしょう。ルーキーイヤーながら、スペースを嗅ぎ分けてボールを持って走るというラグビーを始めた頃からの感覚が、すでにチームの中で活きている。幼稚園の頃から変わらない「走ることへの喜び」が、今もグラウンドで輝いています。
描く未来は三つ。「Div2.昇格、仕事での成長、そして頼られる人へ」
ラグビー選手として、また一人の人間として、将来のビジョンについて聞いてみました。
「クリタのラグビーとしてはまずDiv.2に上がるのが目標なのでそれに貢献できるようにすること、社業では知識をまずは身につけること。人としては色んな方に頼られる存在になっていきたいです。」
ラグビー・仕事・人間としての成長、三つの軸をしっかりと持ったビジョンです。Div.2昇格はチーム全員が掲げる共通の目標。その大きな夢に「貢献したい」という言葉を使うあたりに、チームへの想いの深さが感じられます。仕事では「まず知識を身につける」という地に足のついた姿勢、そして「色んな方に頼られる存在」という人間としての目標。この三つが揃ってこそ、クリタが大切にする「仕事もラグビーも100%」の精神が体現されていくのではないでしょうか。

ファンの皆さんへ
最後に、いつも応援してくださっているファンの皆さんへメッセージをお願いします。
「いつも応援ありがとうございます。ルーキーらしく、チームに勢いを与えられるように頑張りたいと思います。今シーズンも熱いご声援よろしくお願いします!」
「ルーキーらしく」という言葉が、とても桃田選手らしいと感じます。背伸びせず、等身大で、でも全力で。その姿勢がチームに新鮮なエネルギーをもたらし、ファンの皆さんの心を動かす。きっとそんな存在になっていくのだと強く感じました。
おわりに
幼稚園の頃、従兄弟に連れられてラグビースクールの体験に行き、ボールを持って走ることに夢中になった少年が、今クリタウォーターガッシュ昭島のグラウンドを駆けています。「仕事もラグビーも100%で」というクリタの姿勢に惚れ込み、自ら門を叩いた桃田涼平選手。スピードとステップでチームを加速させ、Div2昇格という夢に貢献しながら、人としても大きく成長しようとしている姿を、ぜひスタジアムで、そして試合会場で見届けてください。














