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私とWATER GUSH #10 山口竜誠 FL/No8 悔しさを原動力に、仕事もラグビーも全力で。

公開日:2026年10月22日 | 最終更新日:2026年10月21日

今回の”私とWATER GUSH”は、2026年に帝京大学からチームに加わった山口竜誠選手。入団から半年が経過し、社会人一年目として仕事を覚えながら、同時にチームへの貢献を目指して日々奮闘しています。山口選手のラグビーとの出会い、クリタウォーターガッシュ昭島でラグビーをする想い。真っ直ぐな言葉で語っていただきました。

ラグビーとの出会い。父の勧めがすべての始まり

山口選手がラグビーを始めたのは、小学生のころ。きっかけは父の勧めでした。

興味深いのは、そのお父様自身はラグビー経験者ではないという点です。ラグビーをやったことのない父がなぜ息子にラグビーを勧めたのか。その理由は定かではないそうですが、その一言が山口選手の人生を大きく変えることになりました。

「週に一回の練習が楽しかったので続けられた」と山口選手は当時を振り返ります。難しい理由は何もなく、ただただ楽しかった。その純粋な感覚こそが、ラグビーを長く続けるための一番の原点だったのかもしれません。習い事が続かない子どもも多い中で、「楽しい」という感情がすべての土台にあったというのは、とてもシンプルで、だからこそ力強いエピソードです。

本気になった瞬間。中学時代の悔しさが火種になった

楽しさから始まったラグビーが、いつしか「本気でやっていくもの」へと変わった瞬間がありました。それは中学生のころ、キャプテンとして全国優勝を目指したあの試合でのことです。

「中学生の頃キャプテンをやっていて、全国優勝できなかった瞬間に本気でやろうと思った」

チームを引っ張る立場として挑んだ全国の舞台。しかし、結果は優勝には届かなかった。その悔しさが、山口選手の中でラグビーへの向き合い方を根本から変えたのです。キャプテンという責任ある立場を経験し、勝てなかった痛みを知ったからこそ、その後の高校・大学でのラグビーにも真剣に向き合い続けることができたのではないでしょうか。

悔しさを糧に前へ進む。その姿勢は、現在のクリタウォーターガッシュ昭島でのプレーにも確実につながっています。

クリタウォーターガッシュ昭島を選んだ理由。「仕事とラグビーの両立」

大学でもラグビーを続けた山口選手が、クリタウォーターガッシュ昭島への入団を決めた理由は明確でした。

「仕事とラグビーの両立をしたかったから」

この一言に、山口選手の価値観がすべて詰まっています。競技としてのラグビーを続けながら、社会人として仕事にも真剣に向き合う。そのどちらも諦めたくないという想いが、クリタウォーターガッシュ昭島という選択へとつながりました。山口選手が抱いていた「両立したい」という想いは、このクラブの理念そのものと深く重なっています。まさに、求めていた場所に辿り着いたと言えるでしょう。

入団半年のリアル。疲れていても、気持ちを切り替えて

理想として掲げた「両立」。しかし実際の日々は、当然ながら容易ではありません。山口選手は入団から半年の生活をこう語ります。

「仕事とラグビーの両立は大変ですが、仕事で疲れている中でも気持ちを切り替え、日々成長できるよう取り組んでいます」

社会人一年目として覚えることが山積みの中、練習着に着替えてグラウンドに立つ。その「切り替え」は、口で言うほど簡単なことではありません。それでも山口選手は「大変」と正直に話しながらも、成長への意欲を手放しません。その誠実さと前向きさが、彼の人柄をよく表しています。

このチームでプレーする意味。仲間の背中が、自分の力になる

クリタウォーターガッシュでプレーすることの意味を尋ねると、山口選手は仲間の存在を挙げました。

「仕事とラグビーの両方に全力で取り組む仲間の姿から刺激を受け、このチームでプレーできて良かったと感じます」

自分だけが頑張っているのではなく、同じように仕事とラグビーの間で葛藤しながらも全力で立ち向かっている仲間がいる。その姿を間近で見ること自体が、山口選手にとっての大きな励みになっているようです。

チームとは、戦術や技術だけで成り立つものではありません。互いの生き方や姿勢から学び合い、刺激し合える関係性こそが、クリタウォーターガッシュ昭島というチームの本質的な強さなのかもしれません。

将来のビジョン。ラグビーでも仕事でも、信頼される存在へ

山口選手が描く将来の目標は、ラグビーと仕事のどちらにも向けられています。

「今の目標はラグビー面において試合に出場してチームの勝利に貢献することが目標です。仕事面では一年目として仕事の知識や基本をしっかりと覚え、経験を積みながら周囲から信頼される社会人を目指していきたいです」

どちらも「まず足元をしっかり固める」という姿勢が貫かれています。派手な言葉ではありませんが、だからこそ本物の覚悟が伝わってきます。試合に出てチームに貢献したい。仕事では信頼される存在になりたい。そのひとつひとつを積み上げていく先に、山口選手の描く未来があるのでしょう。

クリタウォーターガッシュ昭島はDiv.2昇格を目標に掲げています。山口選手のような若い力が、チームの未来を切り拓いていく存在になってくれることを、ファンの皆さんも楽しみにしていてください。

ファンの皆さんへ。全力で、必ず恩返しを

最後に、いつも応援してくださっているファンの方々へ、山口選手からメッセージをいただきました。

「一日でも早くチームに貢献できるよう、仕事もラグビーも全力で取り組んでいきます。これからも応援よろしくお願いいたします!」

飾らない、真っ直ぐな言葉です。一日でも早くという言葉の中に、意欲とチームへの想いが滲みます。そしてそれを「全力で」という言葉で包み込む。山口竜誠という選手の誠実さが、このメッセージにも表れていました。

おわりに

父の一言から始まったラグビーへの道。中学時代の悔しさが火をつけた本気の姿勢。そして「仕事もラグビーも諦めない」という信念を持ってクリタウォーターガッシュ昭島の扉を叩いた山口竜誠選手。入団からまだ半年ですが、その言葉の一つひとつに、彼の歩んできた道と、これから歩もうとする道が確かに見えました。

グラウンドに山口選手の姿を見かけたとき、ぜひ温かい声援を送ってください。その応援が、彼の「全力」をさらに後押しするはずです。

あなたの応援がチーム・選手の励みになります!

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