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私とWATER GUSH #11 内藤基 FL
「信頼される選手に、社員に」

公開日:2026年10月23日 | 最終更新日:2026年10月22日

今回の”私とWATER GUSH”は、今シーズンからクリタウォーターガッシュ昭島に加入した内藤基選手。1年目ながらチームに溶け込み、仕事とラグビーを懸命に両立する日々を送っています。ラグビーへの正直な想い、クリタを選んだ理由を語っていただきました。

ラグビーを始めたきっかけ「兄の背中を追いかけて」

「小学生の頃、兄の影響で始めました。」

ラグビーとの出会いは、身近な存在である兄の姿でした。お兄さんがラグビーをする姿を見て、自分もやってみたいと思った。そんな自然なきっかけが、内藤選手のラグビー人生の第一歩でした。小学生のときに始め、そこからずっとラグビーを続けてきたことになります。一つのスポーツを長年続けることは決して簡単ではありません。内藤選手にとっても、その道のりは平坦ではありませんでした。

続けてきた理由「やめたいと思いながらも続けた」

「やめようかなと思う瞬間の方が多いような気がします。高校での挫折や、大学で試合に勝てない状況などで感じることは多かったです。ただ数は少ないけれど、面白いと思う瞬間もあります。」

この言葉には、内藤選手の誠実さが滲み出ています。「ラグビーが大好きで続けてきました」と言うことが必ずしも正直ではないケースもある。高校での挫折、大学での敗戦が続く日々。それでもやめなかった。その理由を問うと、こんな答えが返ってきました。

「やっぱり試合に勝った時、自分のプレーが上手く行った時の喜びがあり、今でもラグビーを続けられています。」

数は少なくても、その瞬間のために続けられる。勝利の喜び、自分のプレーがはまったときの手応え。それは、長い苦しい時間があるからこそ、より深く感じられるものではないでしょうか。内藤選手のラグビーへの向き合い方には、華やかさよりも誠実さがあります。そしてそれがファンの心に響く、大切な魅力だと思います。

クリタを選んだ理由「仕事とラグビーどちらも本気で」

「社業との両立であったり、リーグワンに所属していることが理由です。」

クリタウォーターガッシュ昭島の大きな特徴の一つが、仕事とラグビーの両立。内藤選手も、その環境と、リーグワンというステージへの魅力に惹かれてクリタへの入団を決意しました。「仕事もやりながら、それでもリーグワンで戦いたい」その想いがクリタという選択につながっています。

実際に入団してみての感想は、想像を超えるものでした。

「チームの環境は想像していた以上に良かったです。様々なバックボーンを持つ外国人選手や、多種多様な仕事をしている社員選手、いろんな人がいてとても楽しいです。」

海外からやってきた選手、さまざまな職種で働く社員選手たち。クリタのチームは、多様な人間が集まる場所です。そのダイバーシティ自体が、内藤選手にとってチームに入った喜びの一つになっているようです。

そんな中、仕事とラグビーを両立する上での苦労もあるそうです。

「時間ですね。家に帰るのが23時とかになることもあるので。あとは定時で上がらないと、練習に間に合わない点。」

社員選手として働く内藤選手の1日は、想像以上にタイトです。仕事を定時で切り上げないと練習に間に合わない。それでも仕事の都合でそうならない日もある。帰宅が23時になることもある。体力的にも、精神的にも、簡単ではない日常です。

それでも、内藤選手は仕事もラグビーも手を抜きません。その姿は、同じように仕事と夢を両立させようとしている多くの人にとって、励みになるのではないでしょうか。クリタウォーターガッシュ昭島が体現しようとしている「仕事・家庭・夢の両立」という姿が、内藤選手自身の毎日に重なります。

今シーズンの目標「チームと個人、二つの夢」

内藤選手が今シーズンに掲げる目標は明確です。

「今シーズンはチームとしてはDiv.2昇格です。個人としては、リーグワンデビューを目標としています。」

チームが掲げるDiv.2昇格という大きな目標と、自分自身がリーグワンのピッチに立つという個人の夢。どちらも、1年目の選手にとって簡単なことではありません。しかしその目標を真正面に掲げ、毎日の仕事と練習を続ける内藤選手の姿は、チームに力をもたらすはずです。

将来のビジョン「信頼される選手、社員になる」

「信頼される選手を目指したいと考えています。選手としてだけでなく、いち社員としても信頼されるよう、地道に積み上げていきたいです。」

内藤選手が語った将来のビジョンは、派手な言葉ではありませんでした。しかしこの「信頼」という言葉に、内藤選手の芯の強さが凝縮されています。グラウンドで信頼されるフランカーであること。職場で信頼される社員であること。どちらも地道な積み重ねの先にしかない。その現実を、内藤選手は1年目から真摯に受け止めています。

この言葉は、クリタウォーターガッシュ昭島というクラブが目指す姿そのものでもあります。さまざまな制約を抱えながら、それでも諦めずに挑み続ける。その姿勢が多くの人の共感を呼び、クラブの強みになっています。

ファンの皆さんへ

「いつも応援ありがとうございます。ラグビーと社業を両立し、Div.2を目指して頑張ります!今後とも応援よろしくお願いします!!」

飾らない、真っ直ぐなメッセージです。兄の背中を追いかけてラグビーを始め、挫折や敗戦を経験しながらも続け、仕事とラグビーを両立しながらリーグワンのピッチを目指す内藤基選手。その歩みはまだ始まったばかりです。今シーズン、内藤選手がどんなプレーを見せてくれるのか、ぜひスタジアムで一緒に見届けましょう。

あなたの応援がチーム・選手の励みになります!

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